正直に言いますと、薬剤師が羨ましいです。薬剤師という職業は、何気に医師よりも魅力的なのではないか〜なんてことも思っています。だって「夜勤」がないのですから。

いや、看護師にしても外来を希望したり、病棟でも夜勤をしないことを希望すれば、夜勤は当たらないのですが、しかしそういうわけにはなかなかいかないものなのですよね。

大人数の病院で看護師の人員も十分に確保されているのでしたら、自分の希望が通りやすかったり(希望を率直に言いやすかったり)するのですが、しかし少人数の職場ですと「私、夜勤やりたくないです!」なんて堂々とは言えなかったりしますから。まあ本人のキャラ次第なところもありますが。

また、医師にしましても病院勤めで当直の当番を蹴ることはできませんし、それに急患が入り医師の人員が足りないともなれば、何をしていても出勤しなくてはならないというものですからね。

そこを考えますと、やっぱり薬剤師は羨ましいと思うのです。そのようなしがらみも含めても、まずは夜勤というものはないですからね。土日出勤は交替でありますけれど、しっかりと振替休日がもらえたりしますから、やはり「良いな〜」と思うわけですよね。

そりゃあもともと基本給自体が高い医師はさておき、薬剤師と看護師を比べますと、看護師の方が夜勤だなんだと手当がつくぶんお給料も高くなっていきますよ。けれども、同じく福利厚生しっかりしていて、そしてほぼ定時通りに出退勤できている薬剤師さんは羨ましい〜と、ついつい思ってしまいます。

それに人間関係が良いところにさえ入ることができたら、定年までストレスなく勤めることができますからね。まあ、それをいったら、医療関係の仕事だけではなく、どこの職場でもそうなのですが。

それに薬剤師さんは今では売り手市場とも言うぐらいに、薬剤師求人はたくさんありますからね。今ではドラッグストアでも薬剤師求人を出していて、その内容も悪くはないものですから。昔みたいに、薬剤師の就職先は病院、もしくは調剤薬局ぐらいではありませんから。

もちろん薬剤師という仕事は、決して楽になることはできないということは、薬剤師の知り合いの話を聞いていてもひしひしと感じますので、その分恵まれた勤務体制であるのも納得はできるのですが。大学も6年間ずっと忙しいと言いますからね。

しかし取得すれば一生安泰ぐらいの資格であり、そして勤務内容もどこも恵まれていますので、やはり率直に「羨ましいな〜」とは思ってしまいますね。